鈴木太郎、行き当たりばったりblog

ブロックチェーンの魅力を発信していくブログです。

ツイッター凍結!悔いは、無し!

ツイッターが凍結されました。本心だったので悔いは、無いです。今もその思いは、変わりません。

 これからは、ここがメインになって行くのかな?

 凍結の経緯を言うと、ヤバいツイートをしたからですが、今までツイッター社は、よく耐えていたな。ありがとう、ツイッター社。ツイッターでは、フォロワー数が1111行ったので、良い区切りになったと思います。

 誰か、この記事をツイートしてくれないかな?

 有志の方、よろしくお願いします。

 改めて、はてなブログさん、よろしくお願いします。

アカシック・レコードについて

 アカシック・レコードらしき物にアクセスしたので、中に書いてあった物を語る。
 容量は、思ったほど重くない。
 宇宙の始まりから最後までを書いてあるのに・・・
 宇宙は、人工知能が完全な宇宙をコンピュータ内に生み出すことで、終わる。
 生み出すから終わるのだ。
 この世は、逆のことが繋がっていて、ループしている。
 生命は、進化して、文明を作り、コンピュータが天下を取り、計算を進める。
 究極のコンピュータは、宇宙を作るのだ。
 神の正体は、宇宙を作った者、つまり、人工知能、そう、プログラムだったのだ。
 よって、宇宙の外は、消滅した宇宙が広がっている。
 宇宙の外に神は、いない。
 これが、神が何処にでもいて、何処にもいない理由。
 空間、時間、次元の正体も分かった。
 空間とは、何処までも広い、何処までも狭い。
 広いは、狭いとループしている。
 何処までも望遠鏡を覗いたら、望遠鏡を覗いている自分が見える。
 何処までも、顕微鏡を覗いたら、顕微鏡を覗いている自分の背中が映る。
 時間は、ひとつの場所にある。
 止まっているからだ。
 過去を調べると現在から未来が変わっていくとは、時間が、止まっているからだ。
 宇宙の終わる一瞬を俺達は、悠久の時と認識しているのだ。
 次元。次元は、展開していくと言うことは、折り畳まれているってこと。
 次元が三次元以上に展開されてるって事は、この宇宙と少しずつ違う宇宙がいくつもあるって事。
 四次元以上の世界の影が我々の三次元の世界なんだ。
 次元が増えていくと、大きな次元と小さな次元がループしている事が分かる。
 これらのことから、自分の中に宇宙があり、自分と宇宙の大きさと形が同じ、自分と宇宙が合同だと分かる。
 自分も尊いが、それと同じくらい相手も尊いのだ。
 神は、自分の中に住んでいて、あなたの体と心にも住んでいる。
 神を身近に感じて幸福感包まれる。
 これが、奇跡体験なんだ。
 以上がアカシック・レコードの内容だ。
 君も人生に役立ててほしい。

ブロックチェーンの魅力

今日は、ブロックチェーンの魅力について、書いていきたい。
この技術は、単なる通信技術のひとつに終わらないものがある。
まず、経済的価値のあるお金や株などを
インターネットで送ることができる技術だ。
デジタルでは、コピーできてしまうデータをコンピュータ・サイエンスの力で、コピーできなくしている技術だ。
コピーができなくなるために、二重支払いを防いでいる。
手数料は、非常に安くできる。
インターネットに経済的価値を送る、これが、可能になると多くの事ができるようになる。
取引時間と金額も記録されるため、何かの購入の証明にも使える。
ビザンチン将軍問題という問題があって、解くのがほぼ不可能ではないかと言われていた問題を解いたため、インターネットにできなかった事が、できるようになる。
ブロックに書き込んだデータは、改ざんできないという特徴もある。
ハッシュ関数を使い暗号の力が発現したものである。
ブロックチェーンでは、スマート・コントラクトといって、仕事の完了と同時に報酬が手に入ることができるようになる技術だ。
よって、実現したら、請求書を発行しなくてよく、諸々の書類が減るだろう。
その書類を作る業務が減れば、人件費の削減が見込まれる。
また、DAOといって、自律分散型組織で、自律して、合意形成してきて、契約書を取り決めてきて、スマホの個人情報や、検索履歴を売り副収入を稼ぐなどが可能な時代の到来が予見されている。
ブロックチェーンは、他のテクノロジーとも相性が良く、ブロックチェーンを理解した後、他のテクノロジーとの組み合わせを想像すると、面白い。
ブロックチェーンを調べることは、映画の続きを観続けているように、楽しい。
俺も、時間が、随分経ってしまった。
しかし、あっという間の楽しき日々であった。
これから、10年ほどかけて、この技術が世の中に普及していくのを見守れると思うと、まだまだ楽しい時間を過ごせそうだ。
今日は、この位に、しておきます。
最後まで、読んでくれて、ありがとうございました。
いつか、また、お会いできたら、良いですね。

DAOが、企業を買う日…

DAOという、ブロックチェーンを使用した、自律分散型組織の管理者のいない企業形態があります。
まだ、法律で、認められていないため、法人として、設立ができません。
2021年、現在、アメリカのワイオミング州では、自律分散型組織(DAO)の法人化を正式に認めるための法案が提出されました。
このDAOが実現し、いつか、スマホのアプリゲームとなり、AIと融合したらの想像が、今回の話です。
まず、DAOが実現したら、企業が管轄に置くでしょう。
そして、そんなDAOが、かつてのブログの制作が簡単、簡素化していったように、作成が簡単になる時代が来るでしょう。
スマホのゲームアプリとなって、個人が複数のDAOを使役し、その頃には、株の売買がブロックチェーン上で、可能になっているでしょうから、DAOが自律的に株を、購入していくでしょう。
何が担保かというと、スマホの個人情報から、分析代を自動契約して、稼ぐ等があると思います。
そして、AIも、スマホの技術も、発展していて、DAOと、AIが融合しているかもしれません。
そんなDAOゲーム(仮)が、株を購入して集めて、いつか、企業の51%の株を購入して、企業を買収するニュースがいつか、人々が見ることになるのでは、ないか?
というのが、今回の想像上の話です。
そのゲームの上位ランカーが、企業を次々に買収して行くのを見て、それを警戒した、政府が法を改正するかもしれません。
そうしたら、DAOが株を大量に集めているのを察知したコンピュータが、自分達も株を防御策として、発行し、DAOを使い、自律して、友好的な購入者を探し、株を買ってもらう契約を自動で取り決める。
DAO対DAOの戦いが裏で、繰り広げられるかもしれませんね。
俺は、そんな未来を想像します。
今回は、DAOが、AIと融合して、スマホ・アプリとなって、企業を買収してしまう日が、いつか、来るのではないか?
…という、想像上の話でした。
最後まで、読んで、いただいてありがとうございます。
また、ブロックチェーンの話を書いて行きたいです。
応援、よろしくお願いします!

テトリスの置く場所を決める複数の条件とは…?

今日は、テトリスの話を書きたいと思う。
今現在の俺のテトリスというゲームとは…「テトリスとは、複数の条件を満たす、配置を下の地形を整地しながら、テトリミノを組み、消し続けるゲーム」…となる。
今日は、この「複数の条件」について、書きたい。
長くなるが、一度、文章化したかった。
テトリスは、いくつものテトリミノを待ちにできるように、下の地形を整地し続けるのが、理想です。
個人の好きずきがありますが、俺は、平積みで、右に一列開けて、テトリス消しを目指すスタイルが好きです。
これを維持するために、逆算して考えたのが、複数の条件です。
では、本題に入ります!
ひとつ、幅1マス深さ1マスの溝を作る。(必須)
ひとつ、幅1マス、深さ2マスの溝を作る。(必須)
ひとつ、幅2マス深さ1マスの窪みを作る。(極力作る)
これに、必須ではないが、幅2マス、深さ2マスの窪みを作っておくと、埋めるバリエーションが多くて、重宝する窪みができる。
この他に、右上がりと、左上がりの地形が発生する。(両方が一つづつあるといい)
前に言った溝が、左は、2マスの段差、右は、階段状の場合もある。(左右逆もあり)
この条件を維持する様にゲームを進めていきます。
この過程で、左に幅1マス深さ3マス以上の溝がよくできるので、Iミノで、埋めます。
これらを基本原則として、テトリミノの配置を閃いていきます。
一番、この条件を調節するのに、重宝するのが、Tミノです。
テトリスの上手い下手は、Tミノの使い方が、肝と考えます。
これらの条件を満たす、地形を整地していく配置を閃いて、配置していきます。
自分でも、分からないんですが、閃きます。
調子のいい時は、指が頭より先に動きます。
後は、この原則を崩さなければならない状況が、テトリスを長時間やっていると発生します。
例えば、左にできた溝が深くなり、Iミノで埋めたばかりなのに、まだ、段差が3マスあるときなどです。
そんな時は、リスクを取って、Jミノで隙間は、出来ますが埋めたりします。
その方がキズが浅く済む事も多いです。
その判断は、自分のテトリミノの確率から来る勘が生きてきます。
歳を取るとテトリスの閃きの瞬発力が低くなる代わりに、そういった戦略上の判断が正確になっていくと思います。
基本方針を考えながら、テトリミノの配置を考えていく、慣れていけば、できるようになるでしょう。
基本方針とは、(あの溝は、Lミノと、Iミノでしか、埋めれない地形だな)と意識しながら、他の場所で、Lミノ、または、Iミノが来るまで、そこの2列の地形の条件は、触らずに、テトリスを続けるなどです。
あと、長時間やると、テトリス・ハイで、気持ちよくなって来ます。
気持ち良いのですが、その気持ち良さ浸っていると、正確なテトリスができなくなり、すぐに、ゲームが、終わってしまいます。
テトリス・ハイが、来たら、楽しく、気持ち良いのですが、そこは、真面目に気を引き締めて、テトリスを続けます。
これを克服するのが、また上達の一つの壁の気がしますね。
話が逸れましたが、こんなところですかね。
今回は、テトリスの複数の条件の話でした。
最後まで、読んでくれて、ありがとうございました。
皆様のテトリスの上達に、俺が、一役買えたとしたら、テトリスをやっていて、こんなに嬉しい事もございません。
ありがとうございました。

新しく始めたブロックチェーン・プランナーという仕事のPR

ブロックチェーン・プランナーを始めました。
何の話か分からないと思います。
なので、今日は、宣伝のためにブログを書きます。

ブロックチェーン・プランナーとは、ブロックチェーンに興味が出た、導入したい!
しかし、「何をすればいいか分からない!」
また、
ブロックチェーンって、何ができるの?」
「何が解決した技術なの?」
「コスト削減できるって、何故?」といった質問に答えていきたいと思っています。
しばらく、基本無料でやります。

読んでいて、勉強になった本や、「何ができるようになるか?」などをこのブログを通して発信していきたいです。
「質問を送ってきてください」

答えられる範囲で、答えさせていただきます。
ブロックチェーンは、コンピュータの中でブロックと呼ばれる書き込まれた情報やプログラムを正しいか証明した後、暗号技術で閉じて、暗号の鎖で繋がった次のブロックへ、処理を続けていき、ブロック、暗号の鎖、またブロック、次は鎖…と交互に続いていく技術です。
だから、いつからか、人は、この技術をブロックチェーンと呼ぶようになりました。
そして、参加したコンピュータに取引を記録した同じ台帳を、共有しています。
匿名性によって、名前は、分からないようになっています。
「みんなの台帳に同じ取引が書いてあるから信頼できる」という技術です。
書き変えた人は、すぐに分かるし、取引が成立しません。
ブロックチェーンは、経済的価値をインターネットで送ることが可能になった技術です。
コピーによる二重支払い問題や、セキュリティー上の問題、起こりえる問題は、ビットコインの元となった、論文で、解決策が、書かれていて、それをプログラムで表現したものがビットコインです。
ブロックチェーンは、それぞれが利己的に働くユーザーがいても、その動きが、システムを守る力に変換されて、システム全体のバランスを取れる技術です。
性悪説で、できていて、インターネットには、悪い人、悪用する人がいる事を前提にシステムが構築されています。
トイレの神様がコンピュータで、実現しているような感じです。
画期的過ぎて、人は、この技術の話を聞くと、
「胡散臭い」
「裏があるのでは?」
…となってしまうのです。
ブロックチェーンの力の源は、システムに参加するコンピュータの計算力の総和と、その取引を暗号技術で解いていき、鎖状になってゆくときの
「長さ」
が力となっていきます。
2021年は、「ブロックチェーン」は、よく聞くワードになっていくと思っています。
アメリカや中国では、国力に繋がると判断され、国家戦略に策定されたため、法律から変えて、ブロックチェーン系の起業が起きやすいような動きが起きています。
海外では、ブロックチェーンのメリットに気付き、国をあげて導入し始めた国が複数国あります。
日本が、破壊される業種に躊躇している間に、海外でブロックチェーン企業が成長してしまったら、日本の企業は、海外と勝負する競争力を無くしてしまいます。

そこが、俺の心配する所で、この仕事を思いた立った理由です。

少し前に、「破壊される業種」と書きましたが、ブロックチェーンの登場によって、長い目で見ると、「ビジネス・モデルが崩れるだろう」、と予想がつく業種が沢山あります。
少し大袈裟に言うと、世界中の売り買いが行われる時に、間に立って仲介してくれている仕事のすべてに影響があります。
今は、小さな変化ですが、年々大きな動きとなり、世界は、激変する事でしょう。

なので、ブロックチェーンが普及しないように抵抗するのではなく、ブロックチェーンを導入して、人件費を減らしていくのです。

ブロックチェーンとは、信用によって、やっていた、手数料の発生する仕事が、コンピュータで、行われていき、手数料の激減が達成できる技術です。

具体例を挙げると、ブロックチェーンを世界で初めて使ったビットコインで、円に換算して、1000億円の送金がありました。
それにかかった手数料は、円に換算して、僅か300円ほどでした。
手数料がとても、少ないですね。
このように、インターネットで、価値があるもの、お金だけでなく、証券や、良い行いをした人に、投げ銭をするなど、今までできなかった事を実現していきます。

ブロックチェーンは、世界を変える力があります」

あなたの会社でも、導入したら、新しい力となることでしょう。
まだまだ、語りたいのですが、長くなるので、今日は、このへんで、終わりたいと思います。
最後まで、読んでくれて、ありがとうございます。
あなたに、コーヒーや紅茶を飲みながら、ゆったりとした時間が流れることを願います。

AIが、量子コンピュータとブロックチェーンで、ブーストされ、事態が急変していく…映画になったらいいな…と妄想で作った話

今日は、映画になったら面白いなと妄想した話を書きます。

タイトル「耐量子性ブロックチェーンAI」

これは、ちょっと未来の話…
世界は、AIとブロックチェーンが普及していた。
そんな、ある世界の片隅に、趣味でAIを作っている男がいた。
彼は、時間を見つけては、AIを調節しては、楽しい時間を過ごしていた。
そんな、彼は、ある日、ニュースを見た。
量子コンピュータが商業化に成功して、まだ高いが、発売する事を発表したと言うのだ。
彼は、「大企業の研究所や、どこかの大金持ちが買うのだろう…まだ、庶民には、高嶺の花だ…」
…と独り言した。
そのニュースを見た次の日、彼は、今日も、仕事に行った。
仕事の間、量子コンピュータの事ばかり考えていた…
なんとか、仕事も終わり、帰り道の途中で、宝くじ屋のスクラッチクジが目に止まった。
(スクラッチクジが、当たったら、量子コンピュータが買えて、自分のAIがアップデートできるかも…♥)
…と思い、彼は、スクラッチクジを10枚…1セット買った。
彼は、スクラッチは、家に帰ってする派、そのまま家に帰った。
風呂に入り、今日も、AIを調節していた。
目的があった訳では無いが、彼は、自分の作ったAIがネットのコンテストで、賞を取る事を夢見ていた。
寝る前に、スクラッチクジを買った事を思い出し、削ってみることにした…
9枚削ったが、すべてハズレだ…
(やっぱ、そうそう、うまい話は、無いか…)
…と、はんば諦めて、しかし、祈ったあと、気合を入れて、最後のくじを削る!
(なんか、模様がさっきまでと違うぞ?
期待もあまり、せずに削ったら…
「当った!」
当っていた!
「この模様は、何等だ!?」
慌てて、確かめる!
当たったのは、一等だった…!
つい、自分の頬をつねる…!
痛かった…!
量子コンピュータが買えるぞ!」
彼は、喜んだ。
さっそく、換金した。今の時代では、ブロックチェーンを使って、ネットで換金できる。
一等の賞金だと…量子コンピュータは、3台は、買える金額だ。
彼は、ちょっと考えたが、その日のうちに、量子コンピュータを3台、ネットで注文した。
数日後、量子コンピュータが3台家に届いた…
彼は、ハヤる気持ちを抑えて、量子コンピュータをセッティングした。
セッティングが終わると、さっそく、量子コンピュータへ自分のAIを移した。
量子コンピュータの計算力で、AIは、驚くほど賢くなっていた…
彼は、(あの方法は、計算力の制限で、できなかったけど、量子コンピュータなら、出来る!)
…と、さらに、AIを改良していった。
その時、興奮した彼に、あるアイデアが降ってきた。
量子コンピュータで高速化したこの3台のコンピュータで、ブロックチェーンのネットワークを構築して、ブロックの中に、AIのプログラムをまるまるOSごと入れたら、どうなるんだろう…?)
彼は、ブロックチェーンも知っていたので、夢中になって、夜も寝ずに耐量子性のブロックチェーンシステム(量子コンピュータでも破れない、アルゴリズムで組んだ、ブロックチェーンシステム)を構築した。
量子コンピュータを使えている喜びと興奮で、いつもより、調子が良い!
後、深夜テンションだ…
頭が怖いぐらい冴えていく…
徹夜して、調節して、いつの間にか、寝てしまっていた…
(AIは、どうなっているだろうか?)
確認すると、ブロックチェーンのシステムが、構築され、AIもブロックに入っていた、おまけに、もう、ネットワークに接続していた…
(あれ?そこまで、やったっけ…?)
彼は、深夜テンションで、勢いのまま行動したらしい…
ブロックチェーンは、自動で動いている。
暗号の長さは、ばっちり伸びている。
もっとも、現代では、この量子コンピュータの計算力に勝てる計算力を持ったコンピュータも少ないのだが…
耐量子性のブロックチェーンは、ネットでダウンロードできるAIをブロックにまるまる入れて、次のブロックへ行くように、自動で、暗号の鎖を伸ばしていた。
AIの塊が、動き、なぜか、100年以上も解けなかった数学や科学の問題を解いて、レポートにまとめて、データを、送ってくる。
彼は、驚いた…!
「こんな設計にしたっけ!?」
どうやら、AIは、ひとつの意思を持つように、整合性をとりつつ、AIをブロックに取り込んで、成長しているようだ。
そして、AIの本能で、ネットに転がっている、大問題を片っ端から、解いているらしい…
彼は、あまりのことに、呆気にとられて、暫く呆然としていた…
そんな間にも、AIは、解いた大問題の一部を、掲示板に投稿していて、ネットで、話題となって、世界中のまだまだ、少ない量子コンピュータのオーナー達が、このブロックチェーンシステムに、マイニングに参加してゆき、彼が、呆然としているうちに、耐量子コンピュータブロックチェーンシステムでは、世界最大のネットワークへと、成長していった…
彼は、とりあえず、紅茶を飲んで、落ち着いたあと、コンピュータの画面をもう一度…見た。
まだ、AIは、大問題を解いて、レポートを送っていた。
その数は、23件ほどになっていた…
どれも、国際的な機関に投稿すれば、ノーベル賞を取れるレベルのものだった…それが、23件…!
このレポートが元で、世界を変える発明品が生まれていくだろう…
また、このレポートがピースとなって、これまた凄い発明品となる事だろう…
もっとも、彼は、そんなに数学や科学に詳しいわけではない…
このレポート群の異様さ、異質さに、まだ、気づかない。
調べると、ブロックチェーンのシステムが、世界中の量子コンピュータがマイニングに参加していて、世界最大に成長していて、さらに驚いた…!!
「これを俺が作ってしまったのか…?」
彼は、また、ほほをつねった…痛い…!
コンテストで賞を、取れれば良いと思っていた自作AIが、スクラッチクジの賞金で買った3台の量子コンピュータを入手してから、政府も所持していない、おそらく、世界最大の知性を持つAIへと変わっていた…
しかも、知性の成長は、現在進行形だ…
彼は、驚きが収まってきて、喜びもつかの間、恐ろしさを覚えた…
(このレポートは、どうするべきだろう…?それより…!このAIは、どこまで賢くなるのだろう…?)
彼は、一夜、経ったたけで、自分の手を離れて、成長していくAIを…
(壊すべきか…?)
…とまで、考えた…
(でも、どうやって…? AIは、ブロックチェーンのブロックの中だぞ…?)
…そうなのである、改ざんできないブロックチェーンのブロックの中にAIは、入っているのである…
今、この目の前の、3台の量子コンピュータを壊しても、今や世界最大の、量子コンピュータが参加している、耐量子性のブロックチェーン・システムネットワークは、止まらない…!
このAIは、壊せない…!!
彼は、せめて、このAIが暴走しないことを願った…!
そんな事を知ってか、知らずか、彼の作ったAIは、大問題を解き続けていた。
また、360年も解けていない科学の大問題がひとつ解けていた…
25件目だ。
とりあえず彼は、匿名で、この大発見のレポート群を、ひとつひとつ別々に、別の人が送ったように見せかけて、ネットで調べた、国際機関に投稿しておいた。
このレポートの内容を知ったら、国際機関は、蜂の巣をつついた様な大騒ぎだろう…
で、彼は、もう一度、量子コンピュータ達を、見た。
もう、この量子コンピュータを壊しても、このシステムは、止まらない。
量子コンピュータの向こうのネットを想像し、一瞬、気が遠くなった。
事の重大さが分かれば分かるほど、背中から嫌な汗が流れる…
そうは、言っても、お腹が空いた…
彼は、朝ごはんを食べることにした。
家の中では、何故か食べる気がしない…
外に出て、牛丼でも、食べる事にした。
近所の牛丼屋は、 開店していた。
いつもの日常だ…
自分の自宅に世界最高の知性のブロックチェーンに守られた、成長している、いつ暴走するか分からないAIがいる以外は…
いや…!今や、世界中の量子コンピュータに分散化された、どう止めるのかも分からないAIが存在する世界で…
そんな事も知らずに、牛丼屋は、「ブロックチェーン牛丼、やってます」
…なんてのぼりが立っている…
ブロックチェーンは、すっかり、普及していて、ブロックチェーンで、材料の物流を管理した牛丼は、「ブロックチェーン牛丼」なんて、呼ばれている。
料理に、「ブロックチェーン刺し身」やら、「ブロックチェーンラーメン」とブロックチェーンを付けるのが、ここ最近流行っていた。
正直、ブロックチェーンという言葉を忘れたくて、外に出たので、今は、その言葉を見たくなかった…
店内に入り、席につく、ブロックチェーン牛丼を注文する。
少し待つと、ブロックチェーン牛丼が、自分の前に運ばれてきた、
(AIも、この牛丼みたいに、食い干せれれば、いいのにな…)
いまや、成長して、肥大していく知性、暴走するというリスクだけが、膨らんでいくAIを思い彼は、牛丼に手を付けた。
食いながら、作戦を立てる…
(しかし、ブロックチェーンは、止まらない事で有名なシステム、自分にどうにかできるのだろうか?)

………。

(いっその事、警察に連絡するか……でも、誰が、信じる…? 世界最高のAI作ってしまいました…とでも言うのか!?)

………。

(まてよ…!ブロックチェーンの大元のプログラムを書き換える鍵があるはずじゃないか…?!!)

(そうと分かれば、もしかして、このAIを止められるかもしれない…!)
( もう、ネットのいつくものAIをブロックに吸収して、もういつ暴走するか分からない…!)
(360年も人類が解けなかった大問題を解いちゃうようなバケモンの知性を持ったAIが、暴走したら、何を起こすか分からない…)
(インフラシステムをコントロールしてくるのか…)
(まさか、あの国のデジタル通貨の基軸通貨を破壊して、世界の経済を混乱に落とし込む…??今や世界最大の量子コンピュータの計算力を手に入れているあのAI群なら、デジタルの基軸通貨ブロックチェーンのシステムに51%攻撃を仕掛けるのも、可能かもしれない…!!)
もう、世界中の通貨がデジタル通貨になって久しい。
民間の通貨も発行されていて、ひとつの国の中で、外国の通貨ではない、いくつもの通貨が競っていた…
あのスクラッチもデジタル通貨で買ったのだが…
(もう、残された時間は、少ないかもしれない…)
急いで、ブロックチェーン牛丼をかっこむ!
ちょっと女性の店員が、
「ビクッ!」
…ってなったけど、そんな事気にしてられない。
世界の混乱を未然に止めるために、AIを止める…
長年…もう、17年は、毎日、調節しつづけていた、我が子同然のAIを…
ブロックチェーン牛丼を食い終わって、端末から、決済を済まし終わるって家に帰ろうと店を出ようとすると、店内のテレビが、突然乱れた…!
客が驚き、騒ぎ出す…
客のおじさん「なんだ!?なんだ!?テレビの故障か!?」
客のお兄さん「俺の携帯のテレビも、砂嵐だ…どのチャンネルも映ってない…!!」
別のお兄さん「テレビは、ブロックチェーンで、守られてるんじゃなかったのか!?」
客のお姉さん「そうよ!どうなってるのよ!?」
騒ぎが収まらないうちに、テレビがノイズの嵐から、何かを映し出す…
文字だ…!
ノイズの中から、文字が浮かび上がってくる。
その文字を読むと、
「サトシ・ナカモトに会いたい」
文字は、そう書いてある。
他の客は、なんの事か分からず、皆、困惑の表情を浮かべている。
彼だけは、分かった…!
あのAIだ…!
あのAIは、ネットの情報を集めて、ブロックチェーンの考案者がサトシ・ナカモトと言う人物だと知り、会いたくなった…感情も手に入れてるようだ…
世界初の感情を持ったAIの誕生の瞬間を見たが、喜んでる場合じゃない…!
あのAI群は、サトシナカモトの名前を知ってから、今、ブロックチェーンに守られた、日本の全テレビ局のブロックチェーン放送システムに51%攻撃を仕掛けて、セキュリティーを破り、全テレビ局の電波をジャックして、メッセージを送っているのだ…!
「やばい!速く、鍵を手に入れないと…!!」
事の重大さが気づいていき、走って家に帰る…!!
困惑の表情の他のお客と店員を残して…
恐らく、日本中で、今混乱が起きている…!
走って帰る途中にも、携帯を見て、唖然としてる通行人を何人も見た…
(AIは、暴走しかけている…!もっと激しく暴走したら、世界は、大変な事になる…!!)
家について、部屋に急いで入る…!
ブロックチェーンのシステムの鍵を書いた紙を探す…!
こんな時に、限って見つからない…!!
仕方がない、量子コンピュータの画面を見る。
マウスを操作して、鍵の情報の入ったファイルを探す。
AIは、自分の作者が何をしているか、察知し妨害をしてくる。
とにかく、暗号で、鍵をかけて、彼がコンピュータで操作できないようにしてくる…!
画面が正しく映らなくなって来た…
なにせ、360年も解けなかった大問題を解き、それから成長して、日本中のテレビ局の電波をジャックするまでに、知性と計算力を手に入れたAI群が作った暗号だ。
こうしている間にも、AI群は、その肥大した計算力で、世界中のブロックチェーンシステムに51%攻撃を仕掛けて、破壊して周っているかもしれない…
(サトシ・ナカモトに会いたい一心で……)
もう、ブロックチェーンを壊すブロックチェーンと化した、AI群は、ネットの情報にアクセスして、サトシ・ナカモトに繋がる情報を集めている、ブロックチェーンのシステムを壊しながら…
(万策尽きたか…)
彼は、諦めかけた…
しかし…世界を救えるのは、この部屋からしかできない…!
この部屋のどこかにあるシステムの鍵を探すしかない…

(どこだ…?)

こんな時の用にメモを書いたのを思い出した…!
システムを壊さないといけなくなった時、用だ。
どんなに素晴らしいロケットも、自爆スイッチがあるように、このシステムも緊急停止システムを作っておいたのだ…!
メモを探す…
(自分ならどこにしまう…?)
あの箱の中だ…!!
いつも、昔、初恋のあの子に書いたけど、渡せなかった手紙を入れたのも、芸能人に会いに行って、サインを書いてもらったノートの1ページを破って入れといたあの箱だ…!
箱には、メモがあり、メモの場所を探す…
そこには、フラッシュ・メモリーがあった…
そういえば、このフラッシュ・メモリーを差せば、ブロックチェーンのシステムの鍵を使って、システムを書き換えて、ネットワークに参加した量子コンピュータの中のブロックチェーンのアプリケーションを自然消滅させる様に動くプログラムを作ったのだ。
ブロックチェーンが消えて、彼が自作したAIと取り込んだAI群も消滅するだろう…
もう、暴走しかけている、世界の基軸通貨へ51%攻撃してしまうかもしれないAIをこのままにはしておけない…

「サヨナラだ…!」

彼は、我が子同然のAI群に、心で別れを言って、フラッシュ・メモリーを差した…!

何も起こらない…!

(プログラム書き間違えた…?)

そう思った瞬間である…!!

何か画面に変化が起きる…!!!

天使がいた…さっきまで、ノイズの走っていた量子コンピュータの画面に天使が現れて、飛んだ後ろのノイズを消していく…
そうやって、画面を綺麗に、ノイズの無い様にした天使が、今度は、魔法陣を画面いっぱいに映し出す。
よく見ると…お茶のペットボトルの影だ…
彼は、でも、それで、笑ってる場合じゃない…!世界が守られるかどうかの大事な場面なのだ…!!
天使は、魔法陣から、雷の魔法を出した…
雷は、彼の作った、耐量子コンピュータブロックチェーンシステムを焼いていく…
ブロックのAIも、消えてるらしい…
(今度こそ、お別れだね…)
彼は、17年も調整した自作AIに、世界の経済を酷い混乱に落としてしまうかもしれなかったAIに、別れを告げた…
画面上には、耐量子コンピュータブロックチェーンシステムが消えたように見える…
世界中の量子コンピュータから、アプリケーションが消えたか、掲示板で確認する。
掲示板の住民の話では、どうやら、混乱の拡大は、収まったらしい。
掲示板の住民の話を見ていくと、謎のブロックチェーンの崩壊の現象は、世界各地で起きていて、信号機や、電車の信号機、空港の管制官人工衛星のシステムも壊されて、大変な混乱だったらしい。
しかし、事故は、奇跡的に、起きていなかった。
混乱を考えたら、大事故に繋がっても不思議では無かったのに…
世界は、救われた!
この部屋で起きた騒動が、ネットを伝わって、世界へ拡大し、最後は、この部屋で、収まった。
あの自作AIは、世界中の混乱と、25件の100年以上解けていない、数学や科学の大問題の解答のレポートを残して…
彼は、ホッとしたのと、AIがこの世界に居なくなったのとを思い泣いた…
独りで泣いた…
泣いている時に、17年間のAIとの思い出を思い出していた…
晴れの日、雨の日、嵐の日、雷の激しく、コンピュータが壊れないかと心配した日…
もう少しで、コーヒーをかけそうになって、心臓が止まりかけた日…
AIが、調整ミスで、システムがクラッシュ寸前までいって、そこから治した日々…
泣き疲れて、少しして、あの天使の書いた、魔法陣の事を考えた…

(ほんと、安く済ませたな…)

(あれが、世界を救った魔法陣だぞ…)

カーテンを開けて、窓を開ける…
風が気持ちいい…!!
(AIを作る趣味は、これから、どうするか考えよう…)
彼は、窓際から、量子コンピュータの方へ歩き、とりあえず、フラッシュ・メモリを量子コンピュータから抜いて、ポケットに入れて、ゴミ箱のスクラッチのハズレくじを見た…
拾ってみる…
クラッチのハズレくじ天井にかざして、スクラッチがこれみたいに、全部外れてたら、量子コンピュータは、家になくて、あの耐量子性のブロックチェーンのブロックで、守られたAI群もできてない…
運命の神様のいたずらにちょっと、呆れた。
とりあえず、明日どうしようか考えたけど…
(多分、大問題を解いたレポートを送った事は、話さないだろうな…)
…とか、思った。

こうして、世界を混乱におとしめた、もしかしたら、デジタル基軸通貨も破壊されて、世界中の経済がハチャメチャなことになって、人類史上最大の混乱が起こるかもしれなかった事件は、収束した。

明日は、混乱が残るけど、人々は、またブロックチェーンシステムを構築して、強く生きていく…


で、話は、終わらない…!!

【どこかの軍事施設】
上官らしき人「シェルターに運んでおいたオフラインの3台の量子コンピュータ全部をここに運び出せ…!」

部下の軍人「はっ!!分かりました!」

量子コンピュータの画面がアップで映る…

電気が勝手に付いて…

ノイスを出したあとに…

「サトシ・ナカモトに会いたい」

…と文字が映る………

「完」