鈴木太郎、行き当たりばったりblog

ブロックチェーンの魅力を発信していくブログです。

ブロックチェーンがビジネス上において、変えるもの

ブロックチェーンがビジネスをどう変えるのか?
その可能性について記事を書いていきたいと思います。
ブロックチェーンが普及したら、ビジネスの常識が大きく変わると思います。
一番、変わるのは、ビジネスでやっていた取引相手との「信頼構築」の必要が無くなる事だと思います。
順を追って説明したいと思います。
まず、ブロックチェーンは、信頼の担保をコンピュータにやってもらう技術です。
例えば、日本では、数字の計算がそろばんがコンピュータや電卓に変わった様に、計算能力が劇的に上がり、仕事の効率が上がりました。
(数字の計算だけでなく、あらゆる計算をコンピュータに任せる様になりました)
もはや、これからビジネスを始める人は、パソコンとインターネットを使用しないと、ほぼ勝負できないと言っていいほどです。
これは、「人の仕事を外の物にやってもらう」という流れから来てると思います。
しかし、インターネットができても、できなかった事があります。
それが、「経済的価値をインターネットで送る」事です。
それをブロックチェーンは、コンピュータ・サイエンスの力で可能にしました。
そして、ブロックチェーンプロトコルによって、信頼を作るためにやっていた労力をコンピュータが担保「してしまいます」
「してしまう」と書いたのは、これによって、多くの人の業務が「蒸発する」ためです。
もちろん、仕事と人件費も「蒸発します」
「世界中の物の売買」の取引を仲介している業者の手数料が蒸発する。
これが、ブロックチェーン技術が、「破壊的イノベーション」と呼ばれる理由です。
将来のビジネスは、ブロックチェーンによって、取引相手と信頼を作ろうと努力する事を無くすかもしれません。
ブロックチェーンの実現するスマート・コントラクトによって、人の仕事と報酬が同時に交換される時代が来るかもしれないからです。
そうなったら、素晴らしいですね。
多くの仕事のトラブルの、「仕事をやったのに報酬が支払われない」、また、「お金を払ったのに、支払い先に逃げられた、または、倒産してしまった」
そういったトラブルが、激減する可能性を秘めています。
ビジネスの考え方のひとつを変えてしまうかもしれないと考えると、影響力の非常に大きい技術と考えられますね。
ブロックチェーンによって、仲介業者の仕事は、かなりの部分がコンピュータが行うようになり、ビジネス・モデルを組み直す必要に迫られる事になるでしょう。
今からの準備が必要です。
そして、国際銀行では、貿易決算の手数料と海外送金の手数料、また、日本では、地銀も、日銀のデジタル円の発行によって、手数料を大きく減らすでしょう。(デジタル円の記事は、機会があったら、別にやりたいですね、書けそうになったらやりたいです)
ブロックチェーンは、影響力が非常に大きい技術です。
変えていく領域は、大きいでしょう。
今回は、ここまでです。
ブロックチェーンが将来のビジネスの考え方を変えるかもしれないという記事でした。